細田千尋研究室
脳科学と最先端テクノロジーで未来を切り拓く

細田千尋研究室は、脳科学と最先端テクノロジーの融合により、個々の可能性を科学的に解明し、実社会での成功と幸福の実現に向けた新たなパラダイムを提案します。最先端の研究成果を通じて、未来を担う子どもたち、社会で活躍する女性、そして豊かな人生を送る高齢者のために、持続可能なウェルビーイング社会の実現を目指します。
所属
・東北大学大学院情報科学研究科 人間社会情報科学専攻 学習心理情報学分野
・東北大学加齢医学研究所 脳科学研究部門 認知行動脳科学分野
研究テーマ
脳科学×最先端テクノロジー
脳科学×最先端テクノロジーで、多様な個性に合わせた目標達成とウェルビーイングを実現する
英語・プログラミング・読解力などの勉強、教育、スポーツ、IOT技術への適応、健康長寿社会に向けた健康行動、リハビリなど、あらゆる分野での「成功・目標達成」には、素質だけでなく、やり抜く力 GRIT・意志力・メタ認知が必要です。
また、特に教育では創造性や論理的思考の育成が必須です。
- 私たちは、従来定量的に知ることのできなかった、これらの個人特性や能力素質を、脳特徴量から定量化することを目指しています。
- 幼児期のどのような教育・養育が子どものウェルビーイングや認知能力・非認知能力の向上につながるか科学的に検証し、経験ベースではなく、科学的な根拠に基づく子どもの能力開発法や養育法の確立を目指します。
- IoT技術の活用や行動経済学に基づき、行動変容と脳可塑性(脳の構造的変化)を促進するエビデンスベースのパーソナライズ能力向上と目標達成支援法の確立をめざします。この個人最適化支援がウェルビーイングにつながることも明らかにしていきます。
ウェルコミュニティへの挑戦
東北大学発 ウェルコミュニティ実現に向けた取り組み
子ども・女性・高齢者を中心としたウェルビーイング実現のためのコミュニティ
現在の日本の抱える問題として、子どもの精神的幸福感が低く、女性の社会進出や幸福感が低いことがG7でも言われています。
- 子ども・女性・高齢者のウェルビーイングの向上のためのエビデンスベースでのウェルコミュニティの機能要件解明を目指します。
- 多様な人が互恵的な人間関係を構築するための要件を心理学・社会学的調査、脳科学的アプローチから明らかにし、現代に即した子どもや女性、高齢者のセーフティーネットとして機能するコミュニティを作成していきます。
- コミュニティの効用を、脳機能、脳構造、生体情報、心理学的変化から明らかにしていきます。
先進の研究プロジェクト
脳スキャンプロジェクト
脳構造・脳機能からあなたの潜在力を読み解く
英語、プログラミング、読解、数処理など、各分野における能力や、論理的思考・創造性といった個人特性の差異を生み出す脳内ネットワークを解析。3テスラMRIや高密度脳波計を駆使して、各個人の能力や特性を定量的に把握する革新的な手法を開発しています。
目標達成を可能にする脳の解明
成功への脳の鍵を科学する
学習成績、スポーツパフォーマンス、健康行動の継続など、さまざまな目標に対し、どのような脳特徴が成功を促し、または失敗に導くのかを解明。MRI、脳波、脳刺激法など、多角的なアプローチで目標達成のメカニズムを探ります。
親の影響と子どもの可能性
家庭から未来を創る – 子どものやり抜く力と自己制御の発達を科学する
子どものやり抜く力や自己制御力の発達に、親の影響がどのように作用しているのかを、NIRSによる脳計測を通じて検証。科学的根拠に基づく効果的な養育法の確立を目指します。
個別最適化支援手法の開発
脳の可塑性を活かして夢を実現する
どのような脳特徴や心理特性を持つ人に、どのような介入が最も効果的なのかを徹底解明。脳構造・機能の変化うながし(可塑的変化)・目標達成(高いスキル獲得・認知機能低下防止)させる個別最適化手法の開発しています。乳幼児から高齢者まで、長期にわたる介入と日々の心理状態、活動量、能力変化を計測し、個々に最適な支援方法を確立することで、目標達成と脳機能の変革を実現します。
Well-beingの最大化
科学的支援で心と体の幸福を追求する
ウェルビーイングの定量化指標を解明し、個々に合わせた最適化支援が、どのようにして個人の幸福を最大化するのかを実証。エビデンスに基づいた支援法が、持続可能なライフスタイルの実現に貢献することを明らかにします。