WELL Community佐渡では、地域の竹を使い、本格的な竹細工体験として「竹のコップづくり」に挑戦しました。

「ちょっと竹のコップ作ってみんか?」と声をかけると、はじめは竹細工という珍しい作業に、戸惑う姿もありました。
それでも実際に竹に触れ、道具を使い、少しずつ形が見えてくるにつれて、作業の手つきや表情がどんどん変わっていきます。自然の素材ならではの手応えを感じながら、「できてきた!」という小さな達成を積み重ねていく子どもたち。


完成したコップを手にした瞬間には、「自分ってこんなものも作れるんだ!」という誇らしい笑顔が広がりました。
WELL Community佐渡では、地域の恵みを生かしながら、イベントとして竹に触れる機会を大切にしています。これまでにも、児童養護施設での竹箸づくり(5月)、高校生との竹の器・竹箸づくり(6月・計4回)、河崎小学校6年生との竹筒ご飯づくりと竹の橋づくり(9月)など、さまざまな年齢の子どもたちが竹を通してものづくりの楽しさを体験してきました。
今回のコップづくりも、自然素材に向き合いながら、「自分の手で形をつくる喜び」に触れる時間となりました。
