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東北大学発 WELL Community/ウェルコミュニティ©について

コミュニティ理念

少子高齢化社会の中で今私たちが抱えている、子育て問題(虐待や日本の子どもの低い精神的幸福感)、日本の低いジェンダーギャップ指数(男女の格差の激しさ)、孤独な高齢者の存在などを解決するには、有償サービスの枠組みとは別に,多様な立場の人々が相互に無理なく助け合える関係性の構築が重要と考えています。そこで私たちは、相互に助け合える、他人との比較や偏見のない、程よい距離感の人間関係が構築が可能となるコミュニティを、エビデンスベースで形成することを目指しています。 そこでは、「子どもを社会全体で見守ることが重要」と思う人たちが集まり、学び合いや助け合いを通じて、参加者全員のWell-being(心身の健康・幸福感・達成感など)の実現を目指します。

  1. 対象:子ども(乳幼児~思春期、青年期)・親・成人・高齢者など誰でも。
  2. 重要な要件:エビデンスベースで構築された安心安全なコミュニティ。
  3. 活動内容:参加者の時間・特技・趣味・知識などのリソースシェアリング。
    普段関わる機会のない、様々な趣味(将棋・イラスト・楽器演奏・収納)・スキル(スポーツ・語学・プログラミング・料理など)を持った人が集まり、大人や子ども向けの学びのプログラムを開催。
  4. 主なメリット1:様々な参加者との信頼できるつながりがふえ、社会関係資本が増加。 多様な人との関わりが育む心の豊かさや、信頼できる参加者どうしで、ぞれぞれが抱える問題の解決のきっかけを作る。
  5. 主なメリット2:日常の中の困ったときにすぐに助けを求められるセーフティネットとして機能。
    アプリなどを通じてコミュニティのつながりが日常でも継続し、無理のない範囲で、メンバー同士の見守りや助け合いとして機能。

コミュニティガイダンス

ウェルコミュニティの概要が流れます(2分41秒)
音量にお気をつけ下さい

参加メンバーにとってのコミュニティ

普段子どもと交流の機会のなかったり、あまり興味もない大人が、このコミュニティに参加する意義

  1. 新たな生きがいややりがい、居場所を見つけることができる(特に高齢者など)
  2. 余暇や隙間時間に、自分の知識やスキル、時間などをシェアし、それらの活動が、子どもの成長や親子関係に良い影響を与える可能性がある
  3. 結婚や育児に対するネガティブなイメージをもっている場合、実際の親子と関わることでそれらが変化する可能性がある
  4. どの程度コミュニティに関わるか(頻度や関係性の深さ)や、方法(オンラインなど)は、自分の望む形で決められる
  5. 親と子に自分のリソース(知識やスキル、時間など)を使うだけではなく、自分が困ったときに他の参加者から助けてもらえる
  6. 自分が親になった時、自分は今度は親の立場で、すでに十分な信頼関係を築いている人たち(コミュニティ)からのサポートを受けられる

子育ての社会化と女性活躍のためのデジタルプラットフォーム構築

子育てにおける親の心身の負荷は、子供の育ちにも大きく影響を及ぼします。 そこで私たちは、課題を解決するためのウェルテック、新しいチャイルドケアコミュニティデザインとデジタルプラットフォームを提唱します

子育て課題1:不安・悩み

Aさん

子育て罰という言葉を聞きます
親だけで子どもを育てるのはとても大変です。閉じられた環境での育児はいつも不安で、悩みが尽きません。

細田千尋

WELL Community/ウェルコミュニティ©が解決します!
適切な心地よい距離感でみんなで助け合う関係性を、現代社会に合わせてデザインしています。
「子どもを社会全体で見守ることが重要」と思う人たちが集まり、学び合いや助け合いを通じて、参加者全員のWell-beingを実現できるコミュニティ=ウェルコミュニティ©の構築を目指しています。

子育て課題2:コミュニティの構築や維持

Aさん

どうしたらそのような関係性を構築・維持できるのでしょうか?

細田千尋

デジタルプラットフォーム(アプリ)を活用します
WELL Community/ウェルコミュニティ©では、リアルな出会い・交流で構築された関係性をデジタル  プラットフォーム上で再現し、プライバシーを守りつつ心地よい近さを維持します。

・親の精神的負担が減ることにより、産後の社会復帰へのハードルが下がり、女性のキャリア形成支援につながっていきます
・子どもたちが親以外の価値観に触れ、多様性や心の豊かさ、可能性を広げていきます
・結婚や子育てに対するネガティブなイメージを持つ若い世代の意識を変化させ、幸せな家族が増えていく可能性があります

子育て課題3:コミュニティの安全性

Aさん

いろんな人が集まるコミュニティの安全性は?

細田千尋

エビデンスベースでコミュニティの条件をデザインしています
東北大学の最先端の研究から得られたエビデンスをベースに、安全で心地よい関係が作られるための条件を提供します。
価値観や常識の相違によるストレスやトラブルを未然に防ぎ、子どもや女性・高齢者にとって安心できるコミュニティを実現します。

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