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竹林整備から見える関係のかたち ― 若者とともに過ごす一日 ―

冬の竹林で、竹筒ご飯づくりに使う竹の切り出しを行いました。
今回声をかけたのは、日頃からWELL Community佐渡に顔を出し、将棋やカードゲームを楽しんでいる若者です。

「竹を取りに行くけど、一緒に行く?」そんな何気ない声かけに、「行く」と自然に応じてくれました。

当日は冷え込みが強く、足場も決して良いとは言えない環境でした。
途中で「無理をせず休んでも大丈夫」と声をかける場面もありましたが、若者は最後まで竹を運ぶ作業に関わり続けました。

決められた役割や評価があるわけではありません。
それでもその場に立ち、手を動かし続ける姿からは、「ここにいていい」「自分にもできることがある」といった実感が、自然と行動につながっているように感じられました。

この日の竹林には、「支える側」と「支えられる側」という関係はありませんでした。
ただ、それぞれができることを持ち寄り、同じ時間を共有している――
そんな穏やかな関係が広がっていました。

私たちが大切にしたいのは、特別な支援の場だけではなく、日常の中にあるこうした関わりです。
人が役割を持ち、無理なく関係の中に参加できる環境があれば、それぞれの力は自然と引き出されていきます。

竹林整備や竹筒ご飯づくりといった活動も、単なる作業ではなく、人と人とがつながるきっかけのひとつです。
その積み重ねの中で、若者も、高齢者も、子どもも、自然と混ざり合いながら関係が育まれていきます。

支えるという関係から、共に生きる関係へ。
小さな日常の中で生まれるこうした時間を大切にしながら、これからもWELL Community佐渡としての実践を続けていきます。

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