Watch Watch

餅つき大会の準備から生まれる学び ― 世代を越えてつながる時間 ―

2026年2月、佐渡市内で開催された餅つき大会において、しまびと元気応援団× WBY-2050隊の取り組みに、WELL Community佐渡のメンバーが参加しました。


当日は、通信制高校に関わる卒業生や在校生も運営・補助として関わり、活動を支えました。

今回の取り組みでは、餅つきそのものだけでなく、その準備の時間に目を向けた関わりが特徴的でした。


会場では、竹を使った弓矢やボーリングなどの遊び場が自然と立ち上がり、子どもたちは初めて触れる遊びに夢中になりながら、思い思いに体を動かしていました。その様子を見守る保護者にとっても、子どもたちの新たな一面に気づく機会となっていました。

若者たちは「教える側」としてではなく、子どもたちと一緒に作り、一緒に遊ぶ存在としてその場に関わります。
決められた役割に縛られることなく、自然と関係の中に入り込んでいく姿が印象的でした。

特に印象的だったのは、餅つきが始まる前の準備の時間です。
もち米の扱い、道具の準備、火や水の管理など、一つひとつの工程の中で、多世代の人たちが関わり合い、
役割を分け合いながら場をつくっていく様子が見られました。

このように、準備の過程そのものを一つの「場」として捉えることで、普段は見えにくい関係性や学びが、自然と立ち上がっていきます。

今回の活動を通して感じられたのは、伝統行事をただ受け継ぐのではなく、関わる人それぞれが自分なりの形で参加できる「余白」を持つことの大切さです。
完成された形を教えるのではなく、試行錯誤しながら関わることが、次の担い手を育てることにつながっていきます。

行事の成功だけを目指すのではなく、その過程で生まれる関係や経験を大切にすること。
今回の餅つき大会は、世代を越えて人がつながり、地域の営みが次へと受け継がれていく可能性を感じる機会となりました。

今後も、こうした日常の延長にある実践を積み重ねながら、WELL Community佐渡としての取り組みを続けていきます。

RETURN TOP
被験者募集 学生募集