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高校生議会に参加しました ― 地域の未来を考え、声を届ける経験 ―

2025年12月佐渡市議会会場にて開催された「高校生議会」に、WELL Community佐渡のメンバーが参加しました。

当日は、高校3年生による代表質問が行われ、事前に提出した通告書の内容について発表しました。

今回の提案は、ムーンショット型研究開発事業目標9 細田プロジェクト(Child Care Commons)の取り組みの中で、WELL Community佐渡のメンバーと継続的に話し合ってきた内容をもとに、高校生たちがさらに具体的なアイデアを出し合いながらまとめたものです。

提案したのは、高齢者の社会活動を可視化する「デジタルバッジ」の仕組みです。

地域活動やボランティア活動などを、SNSの「いいね」のように簡単に記録・共有できる仕組みをつくることで、「地域の役に立っている」「必要とされている」という実感につなげたい――そんな思いが込められています。

高齢者の社会参加への感謝や貢献を見える形にすることで、自己肯定感や幸福感の向上につながるのではないか。高校生たちは、高齢化が進む地域の課題について真剣に考え、自分たちなりの提案を佐渡市へ届けました。

発表当日は、強い緊張が感じられる場面もありましたが、一つひとつ言葉を選びながら、落ち着いて堂々と発表する姿が印象的でした。

内容はもちろんのこと、自分の考えを公の場で伝える姿そのものが、とても貴重な経験になったように感じます。

答弁では、「提案の方向性や着想には大きな意義がある一方で、行政として評価や数値化をどのように行うかには難しさがある」といった見解が示されました。

高齢者の日常的な活動や地域への貢献を、一律の基準で評価することの難しさについては、今回のやり取りを通して改めて考えさせられる機会となりました。

また、高校生にとっても、

・良い提案がすぐに制度化されるわけではないこと
・行政には行政としての役割や立場があること

を、対話を通して学ぶ機会になったのではないかと思います。

高校生議会は、答えを出す場というよりも、世代を越えて地域の課題について考え、対話を重ねていくための入口です。

WELL Community佐渡でも、日々の実践の中で生まれた気づきを大切にしながら、こうした公の場での対話にも積極的に参加し、人が育ち、地域が育っていくプロセスをこれからも大切にしていきます。

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